【e】の発音が綺麗だとカッコいい!
ちょっと意識するだけで簡単。
コツを掴んでマスターしよう。
eの発音、実はイマイチ分かってないんだよなぁ。。。
同じeでもたまに違う音に聞こえるんだけど。。。
中国語の「e」の発音って日本語だとなかなか表現できずマスターするのは大変ですよね。
特に中国語学習を始めたての時期はイマイチイメージが掴めないと思います。
僕自身も当初は、参考書を見て音を聞いても自分の発音が合っているのか分からず苦労しました。
そこで、今回は「e」の発音について解説するとともに、たまに変化する状況についても説明していきます。
それでは早速>>>
- 中国語の「e」の正しい発音
- 「e」の読み方が変わる状況
中国語のeの正しい発音
まずは正しい中国語の「e」の発音を聞いてみましょう。
中国語でもよく使われる「お腹がすいた」を表す「饿」です。
今すぐに覚えるのは難しいかも知れないですが、何回も聞いてこの音を少しずつ頭に定着させて下さいね。
今から教えるeの発音の仕方は僕が大学生の時に実際に中国人の先生から習った内容と純日本人の僕が試行錯誤して正しい発音を出すために練習したオリジナルのやり方を組み合わせています。
当時全く中国語が分からなかった僕でもなんとなくeの発音のイメージを掴めた内容なのでぜひ試してみて下さい。
- 椅子に座って頭を背もたれにつけてダラ〜〜〜んとする
- ため息をつく
- 口を開く大きさはそのまま、横にだけ広げる
- 舌の真ん中を口の底に近づける
- この口の形で苦しそうにウゥゥ…と発音する
それぞれサラッと解説していきますね。
STEP.1 椅子に座って頭を背もたれにつけてダラ〜〜〜んとする
その名の通りまずはダラ〜〜〜んと座るだけです。
本当にリラックスした状態で力を抜くように座り、頭も背もたれに預けましょう。
STEP.2 ため息をつく
STEP.1の姿勢ができた時点で既に口もポカ〜んと開いてるかも知れませんが、ため息をついて下さい。
目的は口をポカ〜んと開ける為です。
STEP.3 口を開く大きさはそのまま、横にだけ広げる
口の大きさは既にそのままで正しいeの発音の大きさとなります。
ここでは少し微笑むように横にだけ広げて下さい。
ちょっと難しいんですけど。。。笑
STEP.4 舌の真ん中を口の底に近づける
ここでのポイントは舌の「先端」ではなく舌の「真ん中」と言うこと。
真ん中部分を少し下げます。
先端はどこかと言うと、下側の前歯の裏側下の方にカーブを描いている歯茎がありますよね?
その辺りにいます。
STEP.5 今の口の形で苦しそうにウゥゥ…と発音する
発声の仕方は日本語の文字では非常に表現しにくいんですが、ひとまず苦しそうにSTEP.4までの口の形のままウゥゥと言ってみて下さい。
喉元で発声するようなイメージです。
以上が基本的な中国語の「e」の発音になります。
日本語の言葉ではなかなか表現しにくい部分なので、実際の音声に合わせて発声練習してみて下さい。
四声も大事なので、ぜひ合わせて練習してしまいましょう。
最後にもう一度。
この音をしっかり覚えておきましょう。
【注意】こんな時にeの読み方が変化する(法則)
同じeの発音なのにたまに違うように聞こえることってないですか?
もしそうであれば正しく聞き取れている証拠です。
各地域でも違いがありますが、実はeの発音が変わるのには規則性があるんです。
ポイントはたった1つ。
「e」と「eng」の時だけ先程紹介した「饿」と同じ音
反対にこれ以外の時は日本語の「エ」と同じ音になります。
これだけでは分かりづらいので、実際に具体例を見ていきましょう。
「饿」と同じ音になるケース
「饿」と同じ音になるケースは「e」と「eng」の時だけでしたね。
具体的にはこんな単語達があります。
中国語 | 日本語の意味 |
---|---|
恶心 | 気持ち悪い |
丰富 | 豊富 |
梦想 | 夢 |
恶心
丰富
梦想
いかがですか?
もしかしたら聞いたこともある単語じゃないでしょうか?
それでは違うケースも見てみましょう。
日本語の「エ」と同じ音になるケース
日本語の「エ」と同じ音になるのは「e」と「eng」以外の時です。
具体的には以下のような単語達があります。
中国語 | 日本語の意味 |
---|---|
问 | 聞く |
写 | 書く |
美 | 美しい |
问
写
美
こちらのケースの方が多様性がありますね。
「en」「ie」「ei」とあります。
いずれにしてもポイントは
「e」と「eng」の時だけ「饿」の音
と言う部分なので、頭に入れておきましょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
中国語のeの発音は日本語には馴染みがなく難しいかと思います。
ですが、この発音ができるとよりネイティブっぽい中国語になるのでぜひコツを掴んでマスターしましょう!
ポイントとなる「e」と「eng」の時だけ「饿」の音と言う部分をしっかり覚えておいて下さいね。
それではまた!