
中国語の『有気音』『無気音』って難しい…

『有気音』『無気音』って何かコツはないのかな?
日本人の中国語学習者にとって『有気音』『無気音』は特に難関ポイントです。
と言うのも日本語にはこの概念がないからです。
意外にも世界的にはこの概念がある言語は多く、中国語のみならず英語やタイ語にも存在します。
今回は『有気音』『無気音』についてコツや覚え方を伝授します。
それでは早速>>>
- 中国語の『有気音』『無気音』とは?
- 『有気音』『無気音』の違い、コツ・覚え方

中国語の『有気音』『無気音』とは?

もしかしたら

有気音・無気音ってどう言うこと?
って人も見てくれているかもしれないので、説明します。
中国語には「有気音」・「無気音」と言う概念があり、日本語にはない音なので日本人は特に混乱しがちです。
特に悩ましいのは「有気音」の方です。
具体的にどの音が『有気音』『無気音』なのかは以下をご覧ください
有気音 | 無気音 |
---|---|
po | bo |
fo | mo |
te | de |
ke | ne |
he | le |
qi | ge |
xi | ji |
ci | zhi |
si | chi |
shi | |
ri | |
zi |
つまり、特に気をつけなければいけないのは左側のものたちです。
これらの音は『有気音』であり、発生するときに破裂音のように発音しなければいけません。
とはいえ『無気音』もある意識が必要です。
後ほど解説するのでひとまず、『有気音』は破裂音、『無気音』は空気が揺れない音と覚えてください。
中国語の『有気音』『無気音』の覚え方・習得方法

ここからは『有気音』『無気音』の習得方法について解説していきます。
今から紹介する方法は実際に筆者が中国語初心者の時に高い学費を泣きながら払って教わったものです。
必ず役に立つので実践してください。
『有気音』『無気音』の発声練習方法
ティッシュを口の前に下げて発声
以外にも手軽ですが、これで十分なんです。
やり方は簡単。
例えば有気音では、破裂音が必要なためティッシュが思いっきり動くくらい空気を強く出します。
特にピンインの「po」でやるとやりやすいです。
反対に無気音なら、ティッシュが揺れてはいけません。
ティッシュが揺れないようにboやdeを発音します。
もし動くならそれは有気音になってしまっているので改善が必要です。
これをひたすら繰り返していくのみで有気音・無気音はマスターしていけます。
中国語の『有気音』『無気音』のコツ

さて、お待ちかね。

どうすれば中国語の有気音・無気音を簡単にマスターできるか?
コツがあるなら知りたいですよね。
もちろんコツはあります。
それは唇の使い方です。
『無』気音を発音するなら極限まで唇の力を抜きましょう。
反対に
『有』気音を発音するなら思いっきり唇に力を入れましょう。
このようにすると口から出る空気量の増減が簡単にできます。
もちろんここまで意識するのは最初だけです。
慣れてくれば特に意識しなくても自然と発音できるようになるので、初心者のうちだけ頑張って意識してみましょう。
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。
まとめです。
今回は中国語の『有気音』『無気音』について紹介しました。
コツ
唇の力の増減。
有気音の発声→唇に力を入れる
無気音の発声→唇の力を最大限抜く
中国語の『有気音』『無気音』の練習方法
ティッシュを口の前にぶら下げ発声、有気音ならティッシュが思い切り揺れるように、無気音ならティッシュが動かないようにする。
以上です。
日本人にとって『有気音』『無気音』は馴染みがなくとっつきにくい部分ですが、もちろん練習して慣れれば自然とできるようになるので過こしずつ頑張っていきましょう。
それではまた!
