中国語vs英語
悩むのはコレで終わり!
メリットを考えてどっちを勉強するべきか見極めよう。
これからは中国語が大事!って聞くけど、本当にそうなの?
英語はよく使えそうだけど、正直中国語のメリットは分からない…
中国語と英語…結局どっちを選ぶべきなのか「絶対的な材料」がない。
どっちなのか答えに導いてくれ!
まだどちらの勉強も本格的に始めていないと言う人は非常に大切な分岐点ですよね。
本当に自身の将来を左右する大切なポイントです。
今回はそんな頻繁に耳にする悩み、結局「中国語と英語はどっちを勉強するべきなのか?」について双方の色々なメリットを考慮したうえで皆さんにドンピシャな答えを導き出します。
異論は認めません。笑
それでは早速>>>
- 中国語を習得するメリット
- 英語を習得するメリット
- 中国語がおすすめな人
- 英語がおすすめな人
- 【結論】習得するべきなのは中国語か英語どっちなのか
圧倒的な武器が欲しいなら中国語、汎用的なスキルなら英語
圧倒的なスキルなら中国語、汎用性なら英語と紹介しました。
どういう意味かというと、英語は皆さんもおそらくご存知の通り、世界中で使用でき英語を母国語としない人でも話せるケースが多いため、圧倒的な汎用性があります。
言わば世界1スピーカーが多い言語ですね。
ただその反面、この英語スキルのみでのし上がるのは困難を極めます。
プラスαのスキルが求められる訳です。
それに対して中国語は「中国語を話せると言うスキル1本が圧倒的な武器」になり得ます。
実際に僕は中国語以外に特に資格などもないですが、就活の面接では面接官が中国語を話せることを知ると目の色を変え質問してきます。
結果多数の内定ももらっていました。
そのどれもが中国語が話せる人材が全く足りず、非常に欲しいと言うお話をしていました。
(もちろん僕自身が中国語スキルを必要としている人材を求めている会社に応募していましたが。)
以上が僕の体験談ですが、もし仮に「英語しか話せなかったら」周りの就活生とも差別化できずもっと苦労していたはずです。
と、前置きをしましたがもちろん英語の方が圧倒的なメリットとなるケースもあります。
具体的に見ていきましょう。
最後に改めて【結論】を出します。
中国語を習得するメリット、英語を習得するメリット
それでは早速本題の「中国語と英語」、それぞれを習得するメリットをお伝えしていきます。
これから紹介するメリットを参考にして、ぜひ今後の言語選びに活かして下さい。
中国語を習得するメリット
まずは僕の専門である中国語から参りましょう。
中国語はなんと言っても「スキル1本が圧倒的な武器になる」のが大きなメリットでしたね。
1.専門性が高い
中国語を英語と比較した上で確実に優っているものが「専門性」です。
英語は当然、世界中に話せる人がおり日本人の中でも語学と言えば英語と言う人がやっぱり多いですよね。
「話せる人が多いからこそ学ぶ価値がある。」とも言えますが、逆に言えば他の人と差別化ができない訳です。
その点、中国語のように専門性が高い方がメリットがあると言う場面も多いです。
冒頭で触れた通り例えば、就活や転職活動での他の人との差別化ですね。
「使える場面が多い英語の方が優位なんじゃ?」と言う声も聞こえてきそうですが、ここで言う優位と言うのは単純ではありません。
正直、仕事の求人数で言えば英語の方が圧倒的に多いです。
ただし、英語を話せるライバルも圧倒的に多いです。そうなると話は変わります。
英語が話せると言うのは今では特別なスキルとして扱われる事が少なくなってきており、英語+αのスキルが求められます。
(もちろん英語が話せても意味ないと言っている訳ではないです。)
グローバル化に伴いこのような流れがあるため、ライバルも英語+αのスキルを持っている事が多く、競争を勝ち抜くには相当な苦労が強いられます。
その反面、中国語では僕自身の体験談からも「中国語」と言うスキル一本が特別なスキルと扱われることが多いです。
もちろん求人数を英語と比べると少ないと言う事実はありますが、中国語が話せる人が少ないため競争は全然激しくないです。むしろ比較的楽に活動を終えられるはず。
また、最近では日本語を話せる中国語人が多いから中国人との競争力が厳しいのではないか?と言う意見も聞こえてきそうですが、「日本人で中国語を話せる」からこその最大のメリットがあります。
それは「信頼」です。
これは社長から直々に言われた事がありますが、やはり日本でビジネスを行う以上、日本人の感覚を持っていることが非常に大きいそうです。
ちょっとした文化の違いやお客様対応の部分なんかです。
この最大のメリットがあるため、この部分は気にする必要はないです。
長くなりましたが将来的にもしくは近く「中国関連の仕事がしたい」などと明確に決まっているのであれば中国語を選ぶべきです。
また特別なスキルがなく、自慢できる特技が欲しい!なんて人にも中国語はもってこいです。
「いつかなんかの時に役に立って欲しいな。」など漠然としているなら英語を勉強することをおすすめします。
2.他国と比較すると日本人は中国語の習得が容易
こちらはご存知の通り中国語は「漢字」だからです。
僕自身も本当にこのメリットにどれだけ助けられてきたことか…笑
語学学習に必要な技能は、聞く・読む・話す・書くとありますが、読む、書くの部分については多くの部分の学習を既に終えています。
この点を考慮すると日本人は英語と比較すると「中国語」の方が習得の難易度は低いと言えます。
外国人が習得する言語では世界1の難易度とも言われている中国語の習得にアドバンテージがあると聞くとなんだか得した気分になりませんか?笑
こんなに「日本人」と言うだけでアドバンテージがあるものはないと思います。
「アドバンテージを活かして特別なスキルを身につけたい!」と言う方はぜひ中国語に注目してみて下さい。
日本人から見た中国語の難易度はこちらを見るとより理解できるはずです。
3.なんだかんだ同じアジア同士仲良くなりやすい
欧米人のノリに合わせるのが苦手…って言う方も多いんじゃないでしょうか?
何かと日中関係が話題になる日本と中国ですが、実際は民間同士の付き合いであれば簡単に仲良くなれますよ。
最近では漫画やアニメの影響で日本に興味がある。と言う中国人が非常に多いです。
特に中国の若者は日本好きがかなり増えている印象です。
その影響で日本語の「かわいい」と言う言葉は本当に誰でも知っています。
そんなこんなで実際にはノリも合いやすく、仲良くなりやすいです。
この部分、語学学習にとっては非常に大きなメリットになります。
勉強している言語のネイティブスピーカーと毎回ノリが合わず大変…と言うのはモチベーションが続きにくいです。
その点やっぱり同じアジアだとお互い親近感もあるため、良い関係が築きやすいですよ。
英語を習得するメリット
ここからは英語のメリットについて見ていきましょう。
圧倒的な汎用性
こちらが英語の最大のメリットであり、正直に言って流石に中国語は太刀打ちできません。
これだけで世界中の相手とコミュニケーションが取れると言っても過言ではないですよね。
一点突破です。笑
英語を活かせる求人数は中国語と比べると圧倒的で、とにかく語学を使って何かしらの仕事をしたいと言う人にはやっぱり英語がおすすめです。
正直ほとんどの中国人と会話可能
そして注目すべきはこちら。
正直、英語があれば中国人ともコミュニケーションを取れます。。。笑
と言うのも中国はとんでもない学歴社会です。
「高考」と呼ばれる大学入試試験は過酷で、高校生は早朝から深夜まで毎日休みなしで徹底的に勉強します。
もうお分かりですね?笑
そう、ほとんどみんな英語を話せます。笑
なので汎用性の部分と被りますが英語ができれば、正直中国人とのコミュニケーションも問題なく行えるケースが多いです。
旅行にも役立つ
そしてこちらも大きなメリットですよね。
語学に目をつけている皆さん、絶対旅行が大好きなはず。
英語が話せれば旅先で困ることが減ります。むしろ現地の人とコミュニケーションを取るなど、よりエンジョイすることができますよね。
この点も中国語にはないメリットです。
特定の国・地域に限らず色んな場所へ旅をしたいなんて方は英語がおすすめです。
中国語がおすすめな人、英語がおすすめな人
ざっと中国語・英語のメリットをお伝えしてきたところで、それぞれどんな人におすすめなのかいよいよ核心に迫っていきたいと思います。
ぜひ、もう少々お付き合い下さい。
中国語はこんな人におすすめ!〇〇な人にはおすすめできない
中国語は以下のような人におすすめ
- 将来、または近く中華圏の地域と密接な仕事につきたいと思っている人。
- 転職などの際も仕事探しに苦労したくない!(中国語は競争率低め)
- 欧米よりもアジアが好き!
- 「漢字」に絶大な信頼を持っている。
- 自己紹介のネタにも困らない、人に自慢できる特技が欲しい。笑
こんな人にはおすすめできない
- 将来何をしたいか明確ではないが、何かスキルが欲しい人(英語の方がオススメ)
- リスニング・スピーキングの難易度が高い言語は嫌。
- 中華圏に抵抗がある。
- いつかは色んな国・地域に行ってみたい
中国語がオススメな人物像は分かりましたでしょうか?
続いては英語です。
英語はこんな人におすすめ!〇〇な人にはおすすめできない
英語は以下のような人におすすめ
- 世界中を旅したい!
- 将来について漠然としているが、語学を使い世界の架け橋になりたい!
- アジアに限らず世界中の人とコミュニケーションを取りたい!
- 外国人の道案内など困っている人の手助けがしたい。
- 最先端の情報を取得できる。(やはり流行などは英語の情報が多い)
- 周りの日本人にカッコイイ姿を披露したい。笑
こんな人には英語よりも中国語がおすすめ
- 専門性が高く、一本で確実にアピールできる能力が欲しい。
- 就活・転職活動などは楽をしたい
- 欧米のノリは苦手かも…
- そもそもアルファベットが苦手…
【結論】中国語と英語、どうしてもどっちか迷う人は〇〇
ここまでご覧頂いたものの、まだ「やっぱり決めらんないよ!」と言う方々へ。
結論を出します。
英語を学びましょう!
中国語を学んできて専門としている僕からすると中国語をおすすめしたいところですが…
「汎用性は英語」と紹介したように、迷っている場合でも将来色んな方面で活躍できる可能性を残せます。
そもそも中国語を選択する人はすでに、中国や台湾等に関連する何かに特別な感情や目的を既に持っているケースが多いです。
例えば、
- 「将来は中国語を使って中国とのビジネスで活躍したい」
- 「台湾が大好きだからどうしても中国語を話せるようになりたい」
などですね。
明確な目標があり、それを達成するには中国語を習得しなければいけないと言った感じです。
今現在明確な目標や目的がなくても自分の可能性を大きく広げてくれる能力が英語です。
漠然と将来の為に何かスキルが欲しいと言う考えがあったり、特別どこの地域が好きな訳ではないが旅行が好きだったり、幅広い仕事の選択肢の中から最終的には何かを選びたい。
などと言う場合は英語がピッタリです。
最後に言っておきます。
個人的には「中国語」を勉強して欲しいですけどね!笑
まとめ
最後までご覧いただき本当に有難うございます。
最後に今回の記事の内容をざっくりまとめます。
中国語は以下のような人におすすめでした。
- 一本で戦えるスキルが欲しい。
- 中国とのビジネスで活躍したいなど明確な目標が決まっている。
- 転職などの際も仕事探しに苦労したくない!(中国語は競争率低め)
- 欧米よりもアジアが好き!
- 自己紹介のネタには困らない、めちゃくちゃ自慢できる特技が欲しい。笑
英語はこんな人におすすめ。
- 明確な目標はないが、選択肢や可能性を広げておきたい
- 世界中を旅したい!
- アジアに限らず世界中の人とコミュニケーションを取りたい!
- 最先端の情報を取得したい。
- 周りの日本人にカッコイイ姿を披露したい。笑
いかがでしたでしょうか?
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで有難うございました。
それではまた!