中国語習得の1番の近道!
リスニングを鍛えれば
勉強が楽に、そして楽しくなる!
独学で勉強してるけど、本当に会話できるようになるのか不安…
そもそも正しいリスニングの勉強方法ってなんだろう?
確実に成長を実感出来るやり方が知りたい!
大家好
語学学習をしているとリスニングの悩みは付き物ですよね…
僕自身も相当苦労しました。
実際にネイティブと会話をしている際に、内容が聞き取れず会話継続が不可能になり…
そして気まずくなると同時に襲ってくる申し訳ない感…
でも、「どうにか会話をしないとずっと聞き取れるようにならない!」と頑張ってまた話しかけて撃沈して…笑
出来れば皆さんこんな経験はしたくないですよね!笑
そこで、今回は僕自身の経験から中国語のリスニング上達でちゃんと効果が出た方法を紹介します。
(完全独学で出来るもの限定)
また、最後にはリスニングで相手の言葉を聞き取るのに大切なある要素についても紹介しますのでぜひ最後までご覧下さい。
それでは、少しでもお役に立てれば幸いです。
- 中国語リスニングの勉強方法、特訓方法
- 効果のある中国語聞き流しについて
- 中国語リスニングに実は大切な〇〇
中国語リスニング特訓 〜2PART〜
ここからは僕が実際に過去に行っていた、また現在でも行っている中国語リスニングの勉強方法について紹介していきます。
2PARTあります。
肝になるので先にお話ししますが、2PART目の「ドラマ・映画で楽しみながら中国語のリスニング特訓」にいかに早く進出できるかが今後の中国語習得に大きく関わってきます。
ドラマ・映画を分からないながらもある程度見れるようになってくると楽しみながら爆速で効率よく中国語を習得していく事ができます。
また、「中国語の音声聞き流し」も通学中や運転中にやっていたものの効果はイマイチだったなぁと言う経験もあります。
こちらに関しては後ほど紹介しますが、中国語の音声に少しでも触れるのはもちろんすごく大切です。
聞き流しもやり方によっては効果がありますよ。
では早速本題へ!
PART.1 中国語のリスニング専用教材で特訓 〜3STEP〜
ここではリスニング専用教材を使用して勉強する方法を紹介します。
堅実にしっかり学びたい人にオススメな方法です。
↓イメージ
まずはリスニング専用の教材をしましょう。
下記が実際に僕自身も使っていたもので、役立ったものです。
※こちら以外でも似たものであればok!
最初の方は分量が少なく、スピードもゆっくりとなっています。
中盤から後半にかけて徐々に分量が増え、スピードも速くなっていく為初級者・中級者・上級者どんな人でも役立ちます。
そのため、自身がステップアップしてるかもチェックでき成長を実感出来るような作りになっています。
それでは実際のステップへ!
STEP.1 中国語テキストを見ずに音声のみを聴く
リスニングの参考書では短文が1つ1つ並んでいるはずです。
この1つずつを着実に進めていきます。
まずは自身のレベルチェックも兼ねて1問目を教材の中国語テキストを見ずに音声を聞いてみます。
ここでは一度で全て聞き取れなくても構わないので、2~3回程聞いてみましょう。
ここで注意点が1つ!
リスニング練習をする際は一旦他の事はやめましょう。
よく「リスニングの聞き流しは効果ない…」なんて言いますが、効果があるか無いかは集中して聞くかどうかが重要です。
別の事と同時並行でやってしまうと、肝心のリスニングの方が雑音のようになってしまうため、一向に聞き取れるようになりません。
とはいえ、「机に向かって良い姿勢で。」などと行う必要もないので横になりながらでも耳は集中し、リスニングだけに向き合うようにしましょう。
STEP.2 中国語テキストを確認
その後、教材の中国語テキストを確認してみましょう。
恐らく1回目では聞き取れなかった単語があったはず。
聞き取れない部分は、声に出して読み暗記するようにしましょう。
せっかくのリスニング練習なので、聞き取れない単語を減らしていくことが大切です。
1つ1つ潰していきましょう!
また、全く聞いたことのない単語はリスニングの難易度が格段に上がります。
あらかじめ遭遇した事のある単語と言う状態にしておけるとリスニング能力にも違いが出てきます。
また、全て聞き取れた!と思っても実際は少し違っていたり…なんてこともあるので音声を数回聞いた後には中国語テキストを必ずチェックしましょう。
STEP.2でこの1問の単語は全て分かる(読み方だけではなく意味も理解できる)ようになったらSTEP.3へ進みます。
STEP.3 もう一度中国語テキストを見ずに音声のみを聴く
最後に、改めて中国語テキストを見ずにリスニングしてみます。
恐らくここでもまた、「さっき覚えたはずなのにまた聞き取れない」と言う緊急事態が発生します。笑
そうなった場合、STEP.2の「中国語テキストを確認」に戻ります。
改めて分からなかった部分を覚え直しましょう。
以降はこれを繰り返し1問1問全て聞き取れるようになるまで、次の問題には進めないようにします。
そして全て聞き取れた場合、この1問に関してはClearです!
次の問題に進みましょう。
PART.2 ドラマ・映画で楽しみながら中国語のリスニング特訓 ~3STEP~
ここからはドラマ・映画で楽しみながら中国語のリスニングを鍛える方法を紹介します。
楽しみながら勉強をしたいと言う方にオススメです。
「楽しみつつ」と言うのが大切な部分なので、質より量重視です。
しかし、中国語を聞いて即座にピンインが分かる程度の実力は必要になります。
後ほど説明しますが、中国語音声を何回聞いても「どの音か分からない」と言うレベルだとこの方法はオススメできません…
また、この方法では動画を見れる環境が必要なので、何かしらの動画配信サービスを契約してしまった方が良いです。
Youtubeでも視聴可能なドラマ・映画はありますが、1つ見終わって次の作品を探している際にアップロードされていなかったりします。(基本古いものしかない)
また、画質が粗すぎてストレスになったり、なぜか3話だけアップロードされてない…笑
などと言う懸念点があります。
いずれにしても、月額1,000~2,000円程度で使える動画配信サービスは非常に便利で役立つので契約しておくとGoodです。
中国語の勉強に限らず普通に楽しむこともできますしね!
また、楽しみながら勉強できると言う点が最大のメリットではありますが、少なからず勉強要素は入ってしまうので注意が必要です。
「ドラマ・映画は純粋に楽しむだけが良い!」と言う方には少し厳しいかもしれません。
それぞれのレベルによって変わりますが、感覚としては「80%楽しむ:20%勉強」程度の割合になるかと思います。
と、お伝えしたところで本題に入りたいと思います。
STEP.1 中国語の好きなドラマ・映画を視聴開始
STEP.1は当然ですが、好きなドラマ・映画を見始める事です。笑
しかし、ここですぐに注意点があります。
好きなものを選ぶのは前提ですが、よほどの上級者でない限り宮廷劇関連は避けた方が良いです。
中国のドラマ・映画は宮廷劇関連の作品が多いんですが、使われている言葉が古すぎたり、日常会話とかけ離れているものが多々あります。
上級者になってきて日常会話はほとんどok!
と言う状態なら勉強になりますが、中級者ぐらいまでのうちは避けた方が無難です。
また、香港の映画だと「広東語」が使われている場合がほとんどなので気をつけましょう!
アクション・恋愛・サスペンスなどがオススメのジャンルです。
このあたりでちょこっとオススメのドラマも紹介しておきたいと思います。
原生之罪(邦題:オリジナル・シン)
こちらは2人の警察が主人公で、事件を解決していくサスペンスドラマとなっています。
4話ずつが1つの事件となっており、見やすくなっています。
実はこの2人、ただの同僚ではなく意外な「ある関係」があったり、物語の裏では別のストーリーも進行していたり、見ていて常に飽きない内容です。
恋愛要素もあり、日常会話で使う会話ばかりなのでオススメです!
他来了,请闭眼(邦題:愛と容疑者に堕ちて)
タイトルを見るとなんかドロっドロの重い内容って感じがするんですが、安心して下さい笑
こちらも恋愛ありのサスペンスドラマとなっています。
タイトルからは想像つかないですが、笑える部分なんかも多々あります。
ただ、少々ホラー的な要素も入っているので、苦手な方もいるかもしれません。
内容も本当に面白く、何話も一気見してしまったぐらいなので飽きずに見られてオススメです。
おすすめのドラマ・映画はこちらでもまとめています。
STEP.2 聞き取れない中国語をメモしていく
このSTEP.2が肝の部分です。
聞き取れない部分が全て勉強要素になります。
流れとしては、
- 聞き取れない単語の部分で一旦停止
- 聞き取れない部分の中国語音声を聞き取れるまで繰り返し聞くor日本語訳をメモ
- その場ですぐ検索or一旦メモだけ残し、1話もしくは映画なら1本見終わってから検索
この部分がそれぞれのレベルによってかなり左右されます。
例えば、「中国語を聞けば単語の意味は分からなくてもピンインは分かる」と言うレベルであれば、分からない単語を検索してすぐに該当する単語がすぐに見つかるため楽に勉強できます。
しかし、「中国語音声を聞いてもピンインが分からない…」と言う状態だと該当する単語どれだったのかを検索して見つける作業にとても時間がかかります。
そうなってくると、「これじゃそもそも楽しみながらなんて無理だよ!」なんて状況に陥ります…
そのような場合は、もう一つの勉強方法PART.1の「中国語のリスニング専用教材で特訓」に切り替えましょう。
たとえ切り替えたとしても、ドラマ・映画は引き続き楽しんで下さい!
語学習得にはその国の文化・言語自体を好きになる事が非常に重要なので娯楽として楽しめるようになっておけば今後の勉強に本当に役立ちます。
あらかじめ、中国文化・中国語のドラマ、映画等を好きになっておきましょう。
STEP.3 メモした中国語単語を習得する
STEP.3は至ってシンプルです。
STEP.2で行った「聞き取れなかった単語を一つずつ習得」していきます。
習得方法は色々あると思いますが、おすすめの中国語単語の習得方法はこちらです。
中国語のリスニング勉強をする際の注意点
中国語のリスニング練習をする際は、他の事はしない!
途中でも一度書きましたが、リスニング練習中に他の事を同時並行でやってしまうと肝心のリスニングの方が雑音のようになってしまいます。
僕自身の経験ですが、
「運転をしながら聞き流すだけで英語のリスニング能力が伸びる!」と言うCMを見て、中国語でも活かせると思い試してみたことがあります。
しかし実際は…
運転をしていると「どこで曲がるのか」や「右左折時は自転車が横から来てないか」などを気にしなければいけません。
結果、な〜んにも中国語が頭に入らなかったです笑
あれっ?ここで右曲がるんだっけ?
右から自転車きてないよね。確認OK!
別の何かに変わっても同じです。
例えば、皿洗いや洗濯、服を畳みながら…etc
同時並行でやってしまうと本当に頭に残らないんです…
「聞き流し」は右から左に流しては駄目です。
集中して聴きましょう。
集中して聴くことで中国語の特徴やリズムを捉えることに慣れてきてむしろリスニング力UPに繋がっていきます。
中国語のリスニングは1度じゃ終わらない。翌日の◯◯が大切!
こちらは言わば復習とも言えます。
例えば、中国語のリスニング専用教材で勉強をしていたとします。
1問目に初めて挑戦した時はもちろん「聞き取れなかったり」、「音は分かるけど単語の意味が分からなかったり…」
と言った状況になり、全て聞き取れる(なおかつ意味を理解できる)まで繰り返し行うと思います。
そしてマスターした翌日…
改めて1問目を聞いてみるとあら、不思議!
聞き取れなくなってる…
って言う状況に陥るのが語学学習あるあるです。笑
本当にこの繰り返し(翌日の復習)が大事で、語学学習は結局この小さな積み重ねが大きな力になっていきます。
単語学習・スピーキング等の他の要素に関しても全く同じ事が言えます。
1度頑張って覚えたものでも、翌日になると時間の経過とともに「またできなくなってる…」と言うのはよくあります。
小さい頃から「復習。復習。復習」と呪いのように言われてきてうんざりかと思いますが…笑
本当に復習が成長に繋がります。
復習までやって初めて一歩成長。と言った感じですね!
少々面倒ではありますが、ここは頑張って乗り越えましょう。
リスニングにおいて実は大切な◯◯
実はリスニングをする際にとても重要なコト…
それは
その言葉を知っているか知っていないかです。
もちろん、上級者レベルになってくると聞いた事のない言葉でも前後の文脈から瞬時に読み取ったり、音からどの漢字の組み合わせかが分かってしまったりもします。
しかし、中級者ぐらいまでは上記のように聞き取るのは難しいです。
そこで、知っている単語をあらかじめ増やしておくことが非常に大切になります。
この単語量を増やすと言うのは、自分がその単語を見たときにスムーズに言えるような状態となっているのを指します。
単語集などを眺めサラッと単語を見ておくのも少なからず効果はありますが、リスニングと言う観点から考えるとやはりスラスラ言える状態まで練習しておけると良いです。
僕自身の実体験でもありますが、自分がスラスラ話せる単語はほとんど聞き取れます。
当然、単語は非常に多いためカバーしきれないですが、1つずつしっかり覚えていけば前後の文脈から意味が分かるなど、聞き取れない部分が少なくなるため当たり前ですが結果的に聞き取れるようになっていきます。
魔法のように簡単に聞き取れるようにはならないですが、この繰り返しを地道にやっていくのが一番大切です。
「なかなかリスニングができない…」
と言う方は自分がまずその言葉をスラスラ話せるかを意識してみて下さい。
スムーズに話せるようになるためにはシャドーイングがおすすめ!
まとめ
ここまで閲覧頂きありがとうございます。
最後に、今回お伝えさせて頂いた内容をまとめます。
- 堅実にしっかり学びたい方はリスニング専用教材での勉強がオススメ。
→初心者〜上級者まで可能。 - 楽しみながら勉強したい方はドラマ・映画で勉強がオススメ。
→少なからず勉強要素も入ってしまう。中級者〜上級者向け。 - リスニング勉強をする際はリスニングだけに集中する。他と同時並行しない!
- 翌日もう1度同じ問題を聴いてみる(復習する)。ここまで行って初めて成長!
いかがでしたでしょうか?
実体験済みの「効果があった方法」を紹介させて頂いたのでぜひ、実践してみて下さい!
皆さんの学習の一助となっていれば幸いです。
それでは!